第38回全日本剣道選手権大会

第38回全日本剣道選手権大会

  • 1990/11/03
  • 日本武道館
  • 宮崎正裕(神奈川 神奈川県警)
  • 更新日:2015/09/27
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「平成の超人」宮崎正裕の全日本デビュー戦。
前年まで、「六段以上」の出場制限に阻まれていたが、この年に六段を取得、満を持しての出場となった。皮肉にも、この年から出場制限が「五段以上」に引き下げられたため、一番損をした世代と言える。
その宮崎が、抜群の勝負強さを見せ、初戦の松本(香川)を皮切りに、数々の強豪を相手に圧勝の連続。
決勝戦、相手は警視庁で大将を務めるベテランの白川(東京)だったが、宮崎の勢いを止めることはできず、わずか1分31秒の完勝だった。
ここから、宮崎正裕の伝説が始まった。

当時の剣道日本の記事から。

出場資格が「五段以上」に引き上げられ、3回戦以降は判定制度がなくなった新しい全日本。

序盤戦、本大会に駒を進めた五段の選手11人の戦いぶりがまず注目されたが、3回戦までに全員が姿を消し、若い力が六段以上の壁に阻まれた形になった。

だが、頂点に立ったのは、27歳の若さを存分に発揮した宮崎(神奈川)だった。

今年六段になったばかりで初出場とはいえ、すでに神奈川県警の中心選手であり、上位進出も期待されていたが、スピードとバネのある打突、堅い守りを兼ね備えて予想を上回る強さを発揮した。

決勝では警察剣道界のベテラン白川(東京)に対し、開始早々から攻めてメン二本を連取し1分31秒で完勝。

新しい全日本に、10年ぶりに20代の覇者が生まれた。

引用元:
剣道日本 1990年12月号

結果

優勝 宮崎正裕

神奈川 神奈川県警
27歳 六段
東海大学附属相模高校出身 略称:東海大相模

2位 白川雅博

東京 警視庁
35歳 錬士六段
日本大学出身

3位 進藤正広

秋田 秋田商業高校教員
33歳 錬士六段
大阪体育大学出身

3位 前原正作

鹿児島 鹿児島県警
36歳 錬士六段
中京大学出身

動画

白川雅博(東京) – 宮崎正裕(神奈川) 1990 全日本剣道選手権大会 by SuperChokochan

宮崎正裕(神奈川) – 前原正作(鹿児島) 1990 全日本剣道選手権大会 by SuperChokochan

白川雅博(東京) – 進藤正広(秋田) 1990 全日本剣道選手権大会 by SuperChokochan

雑誌

剣道日本 1990年12月号
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剣道時代 1990年12月号
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